【健康と美容】無理は禁物!?サウナの入り方

2022年1月6日

サウナ生活を楽しもう

サウナ生活楽しんでいますか?

以前の記事サウナの具体的な効果を紹介しました。その記事を読んでサウナに行ってみたいと思った方も少なくないのではないでしょうか。

今回はそんなサウナの実践編です。効果的なサウナの利用方法や注意事項を紹介していきたいと思います。

こちらの記事でサウナの効果と種類について紹介しています。併せて読んでみてください。

サウナの入り方

早速ですが、「とりあえず全般的に健康と美容に効果がある入り方が知りたい!」という方にオススメなのが「ドライサウナに温冷交代浴で入る」方法です。日本のサウナ愛好家たちが、ハマっている王道のサウナの入り方です。一般的な銭湯などにあるサウナはドライサウナであることが多いので、実践するにはよいかもしれないですね。

新陳代謝を高める!【温冷交代浴】

「温冷交代浴」とは簡単に言うと、「温める」→「冷やす」→「温める」を繰り返す方法で、温冷の刺激によって血行が促進され、各身体機能が活性化し、自律神経も整っていきます。それでは入り方を銃を追って説明していきます。

①.水分をとる

サウナでは多くの汗をかくため、脱水症状になりやすいです。そこで入浴前にコップ一杯~二杯の水またはスポーツドリンクを飲むことをお勧めします。

また、空腹で入るのは低血糖になるので危険です。満腹も消化に悪いので、1〜2時間前に食事は済ませておくとよいでしょう。

②.体や髪を洗う

サウナだけでなく銭湯の常識と言えるかもしれませんが、サウナに入る前や湯船につかる前にはしっかりと体を洗いましょう。体も温まってくるので一石二鳥ですね。

③.湯船につかる

サウナに入る前に少し湯船に入りましょう。いきなりサウナに入ってしまうと体がびっくりしてしまうので、湯船に入って少しずつ体を温めていきましょう。

④.水滴を拭いてサウナの中へ

よく汗をかくために水滴はよく拭いて入ってください。サウナの中は下位男女になっていることが多く、上段が温度高め、下段が低めになっています。好きな場所にタオルかマットを敷いて座ってください。

⑤.サウナは5分から12分が目安

室温にもよりますが、5〜12分、長くても15分くらいで出ましょう。絶対に無理はしないでください。体が温まって、気持ちよく汗をかいたらOKです。熱いのをがまんしたり、やたらたくさん汗をかいたりする必要はありません。むしろ交感神経が興奮して疲労が溜まり、逆効果になります。

⑥.サウナから出たらシャワーで汗を流す

サウナでかいた汗をぬるめのシャワーで流しましょう。

⑦.水風呂

水を手足からかけ、慣らしてから、水風呂に入りましょう。中ではジッとするのがコツですね。急に飛び込んだりするのはよくないです。少し経つと、体のまわりに膜ができて冷たさがやわらいできます。水風呂が苦手な人は足先を冷やすだけでもいいし、ぬるい湯船かシャワーを使っても大丈夫です。

水風呂は30秒から2分ぐらいで大丈夫です。

⑧.休憩

水風呂から出たら体を拭いて、外気にあたり、ゆっくり休憩しましょう。外が寒い場合は、中で休んでも大丈夫です。ここで休憩することで、温冷の刺激から開放され、副交感神経が優位になります。体がホッと息をついて、元気に甦ってきますので、必ず休憩を入れるようにしましょう。

ここまでで1サイクルです。体が冷えきらないうちにまたサウナに入りましょう。休憩中に汗が出た場合はシャワーをしてからサウナに入ってください。このサイクルを2〜3回繰り返し、最後にゆっくり長く休んで終了です。

「温冷交代浴」には平常時の2倍の血行促進力があります。この入り方をするだけでも、充分な健康増進効果が期待できます。「今の症状にどの入り方をしたらいいか?」と迷ったら、とりあえずこの「温冷交代浴」で大丈夫です。

この入り方をベースに自分にあった入り方を探してみてください。次に、サウナに入るうえでのポイントをまとめたいと思います。

効果を高めるサウナの入り方のポイント

さらにより良い効果を得るためのポイントをまとめます。これを見て、自己流のアレンジも楽しんでみてください。

休憩をする

サウナと水風呂の後の休憩こそが「サウナの効果」を得られる最大のポイントです。特に外気浴がおすすめです。サウナで温められて開いた血管が、水風呂で引き締められ、その後ゆっくり休憩することでじんわりと緩んで開放されていき、血流が一気に勢い良く全身を巡り始めます。休憩中は特に血流がよく流れていることが実感できるのではないでしょうか。休憩こそが、血流が栄養や酸素を細胞に運び、体に元気を、脳に目覚めを、心に癒しを与えてくれる時間なのです。

我慢しない

サウナでガマンは禁物です。血行を良くするのがポイントであるため、ガマンをすると交感神経が緊張してしまい血管が締まったり、ストレスが溜まるので逆効果になってしまいます。サウナの熱や水風呂は「気持ちいい範囲」で止めることをお勧めします。。たくさん汗をかくこと=効果が高いわけではありあません。温冷の繰り返しも、やりすぎると効果がダウンするデータがあります。3回ほどで止めておきましょう。自分の体調に合わせて時間を調節してみてください。

サウナの温度ごとの特徴を理解する

サウナの温度で効果が違います。サウナの温度が高いと体の機能亢進が高まり、肉体的な疲労に効果があります。サウナの温度が低いと副交感神経優位が優位になるので、心の鎮静効果が高まります。また、サウナの室内は階段の上の方が温度は高く、下の方が温度は低くなります。一段違うごとに10度くらい変わります。熱いのが苦手な人はサウナの下段に座って調整してみてください。サウナの種類についてはこちら

入浴や水風呂を調節する

冷え性や皮下脂肪が厚めで温まりにくいという人は、サウナの前に入浴して温まっておくのがオススメです。サウナで汗がかきやすくなります。またサウナ初心者や水風呂が苦手な人は、水風呂を省いて大丈夫です。要は、サウナの熱が冷めればいいので、30度くらいのぬるい風呂に入るか、休憩をとればOKです。足先だけでも水をかければ、皮膚がキュッと引き締まって熱を逃がさず、保温効果が高まります。自分のルーティンではなく、自分の体と相談しながら調節してみてください。

サウナに入るための注意事項

サウナは入り方を間違うと健康に悪影響も出ます。また狭い部屋に大勢の人が入ります。マナーを守って気持ちよく使いましょう。以下の注意をよく守って安全に使ってください。

サウナの注意事項

・水分補給は充分にして、脱水症状に気をつけてください。
・体調不良のときはサウナを使用しないでください。
・脳や心臓疾患、糖尿病、高血圧の人は利用を控えるか、医療機関に相談ください。軽度の方も「高温浴」や「繰り返し浴」「温冷交代浴」は避けてください。
・サウナは病気を治すものではありません。病気は必ず医療機関で受診してください。
・飲酒後、食事直後は利用しないでください。
・くれぐれも無理、我慢をしないようにし、自分が快適な範囲で利用してください。
・サウナの中に携帯など余分なものを持ち込まないでください。オイルの使用も禁止です。
・サウナの中は、リラックスタイムです。大きな声の会話は控えましょう。

このほかにも、サウナごとに独自のルールがあったりするので確認するようにしましょう。

みなさんも、ルールを守って楽しいサウナ生活を送りましょう。

サウナをこれから始めようという方やいろいろなサウナを試したいと思っている方には以下がおすすめになります。

サウナイキタイ:様々なサウナを探すことができるだけでなく、サウナ情報も充実しています。

サウナタイム:こちらもサウナの検索や情報が見れます。口コミから探すこともできます。

これらを活用して、様々なサウナを楽しみましょう。くれぐれも無理だけはしないようにしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!