【人生を楽しむ】ポジティブシンキングは楽しい人生のヒント
ポジティブシンキングとは

いつでもポジティブシンキングな人って良いですよね!マイナス思考で暗い気分で過ごすよりもやっぱり前向きな気持ちで生活したいものです。今回はポジティブシンキングになりたい人必見です。ぜひ本記事を参考にポジティブシンキングを身に着けてみてください!
まず、ポジティブシンキングの意味は「積極思考」です。
「ポジティブ」には、「肯定的」「積極的」「楽観的」という意味があります。
「シンキング」は、英語の「Thinking」のことで、「考えること」という意味です。
したがって、「ポジティブ」+「シンキング」で
・悪いことがおきてしまっても、良い方向に捉えることができる
・未来のことについて良いことをイメージすることができる ・くよくよ悩まない
といった、前向きな物事の捉え方や、積極的な思考である様子を言い表す言葉になります。

ポジティブシンキングな人の特徴
物事をポジティブに考えられる人は、過去にとらわれず人生を楽しんでいる印象がありますね。ポジティブシンキングができる人にはどのような特徴があるのか、見ていきましょう。
好奇心があり行動力が高い
ポジティブシンキングができる人の特徴は、好奇心旺盛なことです。好奇心の先には行動力を伴うことがあり、ポジティブな人ほどフットワークが軽く行動範囲が広くなります。
ネガティブな人が「じっくり検討してからやろう」と考えた場合、ポジティブな人は、「まず始めてみよう」と考える人が多い傾向に。興味のあることにはためらわずチャレンジできるため、「やっておけばよかった」という後悔とは無縁なのでしょう。
いろいろなことに興味を持って取り組む様子は、生き生きとして楽しそうに見えます。周囲から「前向きでうらやましい」と言われる理由も納得できます。
人に好かれやすい
ポジティブシンキングをする人は、人の悪口や陰口といったネガティブな話題を口にしたがりません。明るい口調や笑顔は、一緒にいる人まで前向きな気分にしてくれます。
人から好意を持たれやすく、周囲との関係は良好です。また、人への好奇心も強いので、人のタイプを選ばずに会話を楽しめます。人の輪の中心になりやすく、本人もそれを楽しもうとします。

ポジティブシンキングのメリット
どのような物事も、結局はその人の捉え方次第です。特に仕事に家事・育児と奮闘するワーママは、日々さまざまなことに直面します。
ポジティブシンキングができれば、必要以上に悩んだり落ち込んだりすることが少なくなるかもしれません。ポジティブシンキングができるとどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
暗い気持ちになる時間が少ない
ポジティブシンキングができるようになれば、ネガティブな思考や感情を長く引きずりにくくなります。仕事で落ち込むことがあったときでも、嫌な気分をプライベートに持ち込まずに済むのです。
ポジティブシンキングとは、「楽観的」「前向き」といったイメージです。過ぎ去ったことにくよくよしたり、起こってもいないことを不必要に恐れたりしません。
失敗すれば「次、頑張ろう」、これから起こることに対しては「何とかなるさ」と気楽に考えられるようになります。ネガティブな思考に時間を費やすよりも、さっと気持ち切り替えて次に進みましょう。
どんなことでも思いっきり楽しめる
ポジティブシンキングだと、「もし〜…」とか「〜…になってしまうかもしれない」といったように、起きるかどうかわからないことを心配したり、怯えたりすることがないので、いつでも100%の気持ちで思いっきり楽しむことができます。
例えば、せっかく休みをもらったのに「昨日提出した書類のことで会社から連絡が来るかもしれない」とか、「今日休んだぶんの仕事が溜まってるんだろうな〜…」なんて考えてしまったら、楽しさも半減してしまいますよね。
とにかく何でも思いっきり楽しんでみると、後のことってどうでもよくなったりします。その瞬間は最高にボルテージも上がりますし、誰かと一緒ならその楽しさを共有できる喜びもあります。また、思いっきり楽しむっていう行為はストレス解消にもなるので、人にとってとても大切なことです。

モチベーションを維持できる
ポジティブシンキングが身に付けば、自信を持って物事に取り組めるようになります。
例えば大仕事を任されたとき、他の人なら不安に感じたりプレッシャーに苦しんだりするような場合でも、前向きな思考から「自分なら大丈夫かも」と考えられるようになります。前向きに考えて不安なく仕事に集中できれば、きっと良い結果がついてくるはずです。
一方で思考がネガティブになっているときは、些細なことでも敏感になりがちです。家族と生活している人なら、パートナーや子どもに対しつい嫌みや小言を言ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、ポジティブシンキングができるようになれば細かいことが気にならなくなったり、気になることがあってもプラス思考に考えられるようになります。自分自身の気持ちが楽になっていくことで「家族のために頑張ろう」というモチベーションも保ちやすくなるのです。
人生が楽しくなる
ネガティブなことばかり考えてしまう人は、起きてもいない未来を心配したり憂鬱になったりしがちです。楽しいことがあったとしても常にどこか不安や心配事があり、心からなかなか楽しめません。しかし、それでは本当はやってみたいのにできなかったりなど、自分の人生を全うできずに時間ばかりが過ぎてしまいます。
ポジティブシンキングができるようになれば、物事に対して不安になるようなことは減っていき、不安な要素があっても「そのときにどうするか考えよう」と気楽に構えられます。楽しいことに正面から向き合い、小さな出来事でさえも楽しみを見出せるようになります。人生がつまらないなど悲観的な感情に苦しむことなく充実した日々を送れるはずです。

ポジティブシンキングのデメリット
何事も前向きに捉えるのはよいことですが、行き過ぎたポジティブシンキングはときにデメリットとなることも。ポジティブシンキングがデメリットとなるのはどのような場合なのか見ていきましょう。
大事なことを見逃してしまう
前向きな考え方をしてみようと思ったものの、失敗したとき「失敗そのものを忘れる」ことがポジティブシンキングだと思っている人もいるかもしれません。
しかし、これではなぜ自分が失敗したのか振り返ることができないのです。根本的な理由が解決できなければ何度も同じミスを繰り返すこととなり、周囲にも迷惑をかけてしまいます。
また、ひたすら前向きに頑張るのがポジティブシンキングと思っている人は、「つらい」と弱音を吐けません。大丈夫なフリをして頑張り続けると、精神的にも身体的にも限界が来てしまいます。
自然とポジティブシンキングができる人は、ありのままの自分を受け止められるものです。失敗を潔く認めることもできますし、疲れた自分をいたわることもできます。
ポジティブシンキングのとらえ方が一歩ズレてしまうと、大切なことを見失う可能性があるため注意しましょう。

無責任と思われることも・・・
物事に対して、「まあいいや」とか、「まあ、なんとかなるでしょ」と思えてしまうので、ポジティブと言えばポジティブなんですが、ある意味無責任とも言えます。
きちんと責任をもっていれば、「まあなんとかなるよね」みたいなことを漠然と思うことはできないのです。
例えば、責任者を任されているときに、「なんとかなる」と言ってしまったら、周りの人は「本当に大丈夫なの?」と不安になってしまいますよね。
責任感があるからこそ、色々気になって思慮深くなったりすることも十分あるのです。
あまりにも何も考えてなさそうなタイプのポジティブさを見せられてしまうと、周りの人からすれば、何の根拠もないのに何がなんとかなるだ!と思ってしまっても仕方ありません。
後先のことを考えない
ポジティブはポジティブでも、「今がよければそれでいい!」みたいな、後先のことを考えられない人はデメリットでしかありません。
例えば、無計画にお金を使ってお金がなくなってしまっても、「クレジットカードを使えばいいや」なんて容易に考えてしまったりして、のちにとんでもないことになってしまったりします。
さらに、もっと身近なところで言えば、トイレットペーパーが切れても取り替えることなくトイレを後にする人は「自分さえよければそれでいい」と思っていたりすることが多い。
トイレットペーパーが切れたままだと、後にトイレに入ってトイレットペーパーがないことで困ってしまう人が必ずいますよね。
「今、自分がなんとかなっていればいい」という考え方になってしまい、先の事を考えて行動することができないのです。
こういったタイプのポジティブシンキングは、その場は気楽に楽しく過ごすことができても、後々困ってしまう事が多いのでデメリットになります。
反省が少なくなってしまい成長できない
ポジティブな要素が強いあまりに何でも前向きに考えすぎる人は、しっかりと反省をしようという思考が少なめです。
失敗したとしても、そこには立ち止まらず先に進んでいくため「自分的にはよく頑張ったと思う」などと思い、失敗そのものを見つめる時間を作らずに次のステップへ進みます。
自分に自信を持てるというのは素晴らしいことです。しかし、何かミスがあった時やトラブルが発生した時に反省できずにいると、成長もできません。
根拠のない自信に基づいたポジティブシンキングは、そのマインドが時には輝いているように見えることがあっても、職場や家庭など自分以外の人も関わっている状況では周囲に迷惑をかけてしまう可能性もあります。

ポジティブシンキングを身に着けるコツ
人生において「もう少し前向きに考えられたら楽なのに……」と感じる場面はあるものです。ときに生きづらさを感じる人にとって、ポジティブシンキングはより生きやすくなるきっかけのひとつとなるかもしれません。
ここでは、ポジティブシンキングを身につけるための7つのコツを紹介します。
ポジティブシンカーの言動を観察する
人は、一緒にいる人から多大な影響を受けるものです。ポジティブな人と一緒にいれば、ポジティブな言動を身につけやすくなります。
周囲にそのような人がいない場合は、ポジティブな芸能人などを参考にするのもおすすめです。その人の言い方や考え方をよく観察し、真似するところから始めてみてはいかがでしょうか。
「なぜ」より「どうしたら」を考える
何かネガティブなできごとがあったとき、その原因を突き詰めようと「なぜ」を繰り返していても前には進めません。物ごとのすべてに明確な原因や理由があるとは限らず、見つかったとしてもそれが真実とは限らないためです。
ネガティブなことが起きたときは、「どうすれば解決するだろう」と考えるのがベターです。既に起こってしまったことは、どうしようもありません。後ろを振り返って嘆くのではなく、前を見て解決策を練る方が建設的です。
ネガティブな言葉を使わない
ポジティブシンキングになるためには、「できない」「無理」などの否定的な言葉はなるべく控えましょう。難しい問題に直面したら先述したように「どうしたらできるか」と考えたり、自分がどのようなことを「難しい」と思っているのかを書き出したりするのがおすすめです。
解決に前向きな姿勢を取ることが、ポジティブシンキングに通じます。
褒めることを意識する
人や物事を褒めるためには、その人や物事の良い面にフォーカスする必要があります。自然と人や物の良い面に目が向くようになり、これが前向きな思考のきっかけとなるのです。
人や物事の良い面が見られるようになれば、寛大な気持ちで接しやすくなるはず。小さなことに怒ったり不安を感じたりしにくくなるでしょう。
感謝の気持ちを持つ
普段から積極的に「ありがとう」の言葉を口に出してみましょう。気持ちが明るくなって、前向きな気持ちを持ちやすくなります。
なかには「言葉だけでは無意味」という意見もありますが、大切なのは前向きな思考のクセを付けることです。常に感謝を意識することは、ポジティブシンキングになる上で有益と考えられます。

健康的で規則正しい生活を送る
ポジティブシンキングをするには、心身の健康を保たねばなりません。そのためには、質の高い睡眠をとること、バランスの良い食事をとることは必須です。さらに適度に体を動かして運動することも重要でしょう。
とりわけ、質の高い睡眠は、心身の健康に欠かせないといわれます。実際に睡眠時間が短いと思考がネガティブに偏りやすくなるという研究結果も発表されています。
また、適度に体を動かすとポジティブな気分を高めてくれる物質の分泌が盛んになるとも言われています。
ネガティブな自分も愛する
ポジティブシンキングになるためにはネガティブな自分を愛し受け入れることも大切です。
「ネガティブであること」を否定することは自分を否定することにもなりかねません。ポジティブシンキングが良いとはいえ、24時間365日ポジティブでいる必要はありません。
ネガティブな自分を受け入れることで気分が楽になり、前向きな気持ちになれるでしょう。

ポジティブシンキングの誤った認識
ポジティブシンキングについて誤った認識をしてしまうと、逆効果になることもあるため注意が必要です。ポジティブシンキングについて誤解されがちな4つのポイントを見ていきましょう。
言葉だけポジティブにすること
悩みや困難を前にして「大丈夫」「自分なら乗り切れる」などと考え、口に出してみるのは、前向きな自己暗示をかける上では効果的です。しかし、ただ口先だけで心が伴っていかない人はポジティブシンキングができているとは言い難いでしょう。
どれほど前向きな言葉を口にしても、心から納得できなければ根本的な問題解決にはなりません。失敗したあとに反省や原因の追求がおこなわれないままならば、また同じことを繰り返す恐れもあります。
都合の悪いことをなかったことにすること
「ポジティブシンキング=自分のすべてを肯定すること」と誤解している人もいます。
このような人は、自分にとって耳に心地の良い言葉だけを聞く傾向があります。加えて都合の悪いことには耳を塞ぐため、冷静な状況判断ができません。現状認識の甘さから判断を誤りやすく、これがトラブルを招くことも多いでしょう。
「何とかなるさ」という言葉は、明確な根拠や理由があればこそです。根拠のないポジティブシンキングは、自信過剰につながって余計な問題の引き金にもなり得るため注意してください。
無理してプラス思考でなければならないと思うこと
悲しいことがあったとき、あるいは何かに傷ついたときには、泣いて悲しんだり傷みや喪失感と向き合ったりすることはとても重要です。無理をして前向きになろうとしても、自分自身に大きな負担をかけてしまうことになります。
ポジティブシンキングのメリットが声高に言われるようになってから、たくさんの人がポジティブシンキングを生活に取り入れ、幸せになりたいと考えるようになりました。しかし、もともと自己肯定感の低い人は前向きな言葉やプラス思考そのものが負担となるケースがあります。
ポジティブシンキングはすべての人に有効な万能薬というわけではありません。「防衛的悲観主義(最悪の事態を想定して行動することで結果的に最悪の事態を回避する)」の方が性に合っていて、向いている人もいるでしょう。
ネガティブはダメな感情だと思うこと
ネガティブな感情は、人間ならば当たり前にわき上がってきます。これを否定することは、自分を否定することになってしまいます。
物ごとをポジティブに捉え直すには、「ネガティブに考えてしまった自分」をその都度、否定しなければなりません。ことあるごとにこれを繰り返していると精神が摩耗し、自己否定や自己嫌悪につながりやすくなるのです。心身のバランスを崩すことになりかねません。
ポジティブもネガティブもほどほどがいい、ということでしょう。

まとめ
ポジティブシンキングについてご理解はいただけたでしょうか?
こんかいは、ポジティブになる方法を考察してきましたが、本当のポジティブとは「ポジティブになろうともせず、ネガティブでもない状態」です。
なぜなら「ポジティブにならなきゃ気持ちが常に強い」という「ポジティブシンキング症候群」になってしまうと、それが原因でネガティブになってしまうからです。
「ポジティブでもネガティブでもない状態」を仏教用語で「無念無想」といいますが、実は無念無想の状態が最もポジティブといえるのです!
感情は常に環境に影響を受けるので、その影響をなくそうとするのではなく、むしろ自分の人生はその感情に影響を受けないと決めることが大切です。
ポジティブシンキングを身につけることで、さまざまな問題やトラブルに対して前向きに考えられるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさんもポジティブシンキングで人生を楽しみましょう。